
修復後のスカブ君
さてさて今回は「その2」からの続きで第一期修復作業の最終回です。
【エアフィルターとシートダンパーの交換】
C.シートダンパーの交換
・シートダンパーは、シートを開けるとき、シートが落っこちて閉まらないようにするためのダンパーで、地味に重要です。
・もう10年くらい開けては落っこちていたのを放ったらかしにしていましたが、今は互換品も豊富にあるので交換することにしました。

言うたら、シートのつっかえ棒
・互換品を購入するにあたって、皆さんの口コミを参考にしました。形が合わないものもあるようですので。ポン付けできると言う中華製を選択しました。自動で跳ね上がってはくれませんが、とにかく止まっていればいいので。
・シート側は前回記事にも書いていますが、ピンで止まっているだけですので簡単に引っこ抜けました。問題は、下側のボルトです。

ボルトを外したところ
・上記写真のように、ボルトとサイドカバーの間にスパナを入れて作業します。狭いので作業しにくかったです。外したボルトも落とせませんし、気を使いました。
・手袋をしていないと、手を傷めるかもです。
・参考にさせていただいた動画では普通のレンチで作業されている方がおられたので念のため、片側がレンチになっているスパナを購入しておきました。サイズは10mmです。
・結局は、ちょっと回してはスパナを外し、ちょっと回しては外しの繰り返しでしたので外しやすいスパナの方が使いやすかったです。

上が購入した中華製ダンパー、下が取り外した純正ダンパー

口コミのとおり、ポン付けできました。

完了! ちゃんと止まっています!
・下のボルトをしっかり留めて、上のピンもサクッとハメて、完成です!10年来悩まされていたシート落下現象から解放されました。
・耐久性はまだわかりませんが、もしダメになったら安いのでまた交換すればいいと思っています。
・外したカウルを取り付けて、作業終了です。
【タイヤの交換】
・タイヤの交換といった重整備は、私の手に負えませんので購入店に依頼しました。

フロント

リア
・2013年にも一度変えていますが、その時は純正タイヤにしたので50,000円くらいでした。(何と12年も使っていた!その間、北海道にも2回行っています)
・今回は安くあげたかったので井上タイヤにしました。工賃込み39,000円くらいでした。
・今の井上タイヤは、なかなか評判が良いようです。これからいろんなシュチュエーションで走ることになりますが、今のところ純正よりもちょっとだけ神経質な感じがします。

井上タイヤ
【おまけ】
A.ホーンが鳴らなかった事件

ホーンスイッチ
・最初に点検した時は鳴っていたのですが、タイヤ交換後の帰宅時に、急な割り込みをする車がいたのでホーンスイッチを押したのに、スカッと空振りでした。うんともすんとも言いません。
・ひょっとすると、ウインカースイッチにパーツクリーナーを流し込んだので汚れが下に来て溜まったのかなと思いました。
・右ブレーキスイッチの時と同じく、ホーンスイッチの隙間から、これでもかとパーツクリーナーを吹き掛け、充分乾かしてから、シメに556をちょっと流し込みました。

下のヌキ穴から滴り落ちるほどクリーナーを吹き掛けました
・結果、復活しました。やはりパーツクリーナーは無敵ですね。
B.ヘルメットの買い替え
・アライヘルメットこそ至高!と考えている私はずっとアライ信者でした。
・血気盛んな若い頃、RZ250RRに乗っていた時は当時流行った「平レプリカ」。それからリターンライダーとなってもアライのジェット型を買い替えては使ってきました。
・しかし今やアライヘルメットは高嶺の花。7〜8万なんてとても出せません。
・そこで何か安くていいヘルメットがないか探していたら、ヤマハのZENITHにたどり着きました。Amazonで何と15,800円!
・現在のアライram4はもう15年くらい使っているので、スカブ君の復活を機に買い替えを決意しました。

左がアライram4。右が今回購入のZENITH YJ-17
・これも皆様の口コミを参考にして、ひとつ大きいサイズを買いました。
・最初に被った時は、口コミ通り、耳が千切れるかと思うくらいに痛かったです。しかし被り方のコツがわかりました。まっすぐ被るのではなく、斜めにくるんと落とし込む感じです。もちろんベルトで左右に思いきり広げてからです。
・細部の作りは、やはりアライに軍配が上がりますが、ヘルメットも消耗品と割り切ることにしました。アライは15年経った今、打音検査っぽい事しても透き通った音で濁りがなく、まだ使えそうな感じなので緊急時の予備メットとしてとっておきます。
・YJ-17は、サンバイザーがついていて、これがなかなか便利です!チョー気に入りました!
・両メットとも中華製の安いヘッドセットをつけています。アライの方は耳ポケットが深いので厚さお構いなしの最安品。ヤマハの方は耳ポケットが浅いので厚さ6mmを謳うちょっとお高いの。実際は6mm以上ありそうですが、それでもわずかな違和感程度できっちり収まりました。

これからどこに行こうかな
と言う事で第一期の修復作業は完了です。
この記事を参考にされる方は、くれぐれも自己責任でお願いします。
これから第二期三期と手を加え、自分でできることは自分でやりたいです。
走る楽しみ、手をいれる楽しみ、そのどちらもバイクの楽しみ方なのでしょう。
では、また。