感動をありがとうございました。
一体誰が脚本を書けばこんな劇的な物語になるのでしょう。
主役はもちろん大会MVPの大谷選手です。
大谷選手はスラムダンクで言えば、仙道君のようですね。
個人の能力が圧倒的
プレイに華がある
周りを活かす
視野が広い
準決勝サヨナラのシーンで大谷選手はスライディングをせず、ホームを駆け抜けました。
すぐ後ろに周東選手が迫っていることを知っていたからだと思います。
大谷選手がスライディングすれば、追突を恐れて周東選手が突入を躊躇するかも知れません。
周東選手がスライディング態勢に入った時、中継のボールは既にマウンドの横を飛んでいました。一瞬の判断が成否を分ける重要なシーンでした。
周東選手の判断を一か八かのチャレンジングスタートだったと言う人もいるようですが、周東選手は外野手でもあります。打球音を聞けばどこまで飛んでいくかは分かるはず。その上で本人が言うとおり「勝った」と確信して猛進しました。それを妨げないよう、大谷選手がお膳立てしました。
あの短い咄嗟の時間に大谷選手はこれだけのことをやってのけたのです。
素晴らしいです。野球は深いものですね。
まだ書きたいことはたくさんありますが、ひとまず、選手の皆さまおめでとうございます。おつかれさまでした。
今回のショータイムを彩った皆さまの熱い想いは、子供たちやそのまた子供たちに受け継がれ、未来永劫光り輝くことでしょう。
では、また。