朝目覚めると、周囲にいた、たくさんの車中泊車が旅立っていて、寂しくなっていた。
年配夫婦、独り者、家族づれ。
それぞれの道をゆくのだろう。
結局、初日に立ち寄った「道の駅阿武町」で仮眠をとった。
改めて見ると、本当に大規模に魔改造(ホメ言葉)されていた。
キャンプ場に、海を臨むテラスやカフェ、RVパークまである。
いつの間にか日本トップクラスの道の駅だ。
この日はもう帰るだけです。
一路自宅へ。
朝からの道は土曜日でもあり、快調でした。
2~3時間で関門トンネルをくぐり地元北九州の門司へ到着。
家を目指していましたが、旅の前に安全を願掛けした「鎮国寺」さんへお礼参りせねばと思い立ち、直行しました。
鎮国寺は、福岡県宗像市にある真言宗の別格本山で、弘法大師の開基と伝わる名刹です。
身代わりお守りや、花のお寺としても有名です。
ご本尊は大日如来ですが、秘仏の不動明王立像は国の重要文化財です。
ここで、無事帰れたことへの御礼をし、家に帰り着きました。
総走行距離 931.2km
白ちゃん。お疲れ様でした。
〇旅の決算
【ガソリン代】
・6,680円
【燃費】
・22.1km
【食費】
・803円
【お菓子代】
・535円
【飲み物代】
・446円
【タバコ代】
・860円
【関門トンネル代】
・220円
計 9,544円
旅にはいろんな楽しみ方があって、浪費目的の場合もあるでしょう。
しかしながら私は底辺です。おのずと貧乏旅になります。
与えられた命題の中でパフォーマンスを発揮することは心の幸せとなります。
光を浴びて、風を感じて、ひたすらに進んだ今回の旅は、日々の暮らしで突き刺さった心のトゲを吹き飛ばしてくれました。
だから貧乏旅でも、「それもまた良し!」です。
では、また。